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“SARSの時はなかった”…コロナ19再陽性 国内総141人(総合)

高危険無症状者の全数調査も計画

Dahye Ko
5 years ago
“SARSの時はなかった”…コロナ19再陽性 国内総141人(総合)-thumbnail
“SARSの時はなかった”…コロナ19再陽性 国内総141人(総合)-thumbnail


(このニュースは情報提供が目的であり商業的な意図は全くありません)


防疫当局 “再陽性の半分は有症状、事例分析・調査”…高危険無症状者の全数調査も計画
“コロナ19、獰悪なウイルス…無症状・発現前の伝播力高い・再陽性まで”


(ソウル=聯合ニュース) キム・ヨンスク記者 = 新型コロナウイルス感染症(コロナ19)から完治し隔離解除された後、再び陽性判定を受けた事例が計141件に上ることが16日に集計された。


防疫当局はこのような再陽性について、SARS・重症急性呼吸器症候群)の時にはなかったものとし、これらの事例を綿密に調査・分析している。


(この写真の著作権は聯合ニュースにあります)

クォン・ジュンウク中央防疫対策副本部長(国立保健研究院長)
[聯合ニュース 資料写真]


クォン・ジュンウク中央防疫対策本部(防対本)副本部長は、忠北 五松の疾病管理本部で開かれた定例ブリーフィングで、“16日0時基準で計141人の自己隔離解除後、再び陽性になった事例を確認している”と明かした。去る15日0時基準133人より8人増えた。


クォン副本部長は、“(再陽性者のうち)有症状者の比率が相当高い”とし、“大体として(有症状者と無症状者が)半々程度の比率に把握している”と話した。


防疫当局はこのような再陽性の原因に対する仮説を立てて調査、分析する方針だ。


クォン副本部長は、このような再陽性事例は2003年のSARS事態当時には経験できなかったものとし、コロナ19ウイルスを“相当獰悪なウイルス”と表現した。


彼は当初、2015年メルス(MERS、中東呼吸器症候群)の時にも再陽性事例がなかったと話したが、防対本は後日メルス当時にも隔離解除後の再陽性事例1件以上が確認されたとし、これを訂正した。


クォン副本部長は、“宿主患者の弱った免疫によって再活性化される場合、検査自体の誤り、ウイルス自体よりは死んだウイルスの‘切れ端’を発見している可能性などを念頭に置いて調査している”と話した。


また現在までは専門家らが、感染力はなく危険ではない、ウィルスの粒子らが敏感な診断検査を通して発見されたものだという仮説に目方を乗せていると紹介した。


クォン副本部長は、先月退院後に再陽性判定を受けた京畿 金浦の30代夫婦と17ヶ月の子どもの事例を挙げ、“ウイルスが分離培養されていない事例をひとまず確認し、残りの部分は全体的に調査を進行中”だと話した。


彼は再陽性原因に対する仮説樹立・検証のための仮検物確保、ウイルス分離培養および伝播力確認などの過程を考慮し再陽性分析には10日〜2週間程度の期間が所要されるだろうとし、結果が出る次第詳しく説明するようにすると明かした。


これと共に防疫当局は、高危険無症状者に対する全数調査を実施する計画だ。


クォン副本部長は、“地域社会で静かな感染伝播が起きることがあり、高危険群が静かな伝播の終着駅になる場合、大きな被害が発生することがある”とし、“人口密集地域を中心に高危険群に対する調査が必要であることを認識し、計画を準備している”と話した。


彼は、“(コロナ19ウイルスは)無症状に(症状)発現前に伝播も可能で、一部再陽性も出ながら症状も多様である上、若いほど発現率、致命率などが低いため油断を呼んでいる”とし、“反対に私たちは絶対に放心せず、強力な社会的距離置きでコロナ19を勝ち抜こう”と頼みかけた。


nomad@yna.co.kr

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